2018年05月31日

スゴさを再確認しました

昨夜は毎月1回の楽しい SCDO (スタディグループ)定例会でした。


今回はM先生が最近治療を行った症例の発表をしました。

7年ほど前に福岡まで2年間かけて数人ででインプラントセミナーを受講しに言った戦友です。


けっこうな 難症例 で10年前の技術、器材では厳しいと思われる症例でしたが

経過も順調で、無事終了したようです。



その成功をを支えたのはこの器材  Cytplast (シトプラストとかサイトプラストと読みます)



我々は略して シト とよんでいますが、もちろん 使徒 ではありません。

スゴさを再確認しました







移植した人工骨がばらけないように細菌感染しないようにするバリアーメンブレンとよばれるヤツです。

スゴさを再確認しました




なぜコイツが良いかというと、 ズバリ 使いやすいんです。
レースカーのような尖った高性能ではなく、許容範囲の大きい高性能とでもいいますか色々な症例をカバーしてくれます。
凄さのヒミツは表面にあいた穴、この大きさは 6ミクロン、 細菌の大きさは 9ミクロン といわれており、体液は通るけど細菌は通しませんよってヤツです。



インプラントの手術時に骨が足りない時には人工骨による 骨造成 を行いますが、
骨が増えた分歯肉が足りなくなるんです。




従来の方法では完全に縫合で閉じれないと 感染 がおきてきましたが、Cytplastの出現によってインプラントオペの難易度がぐっと下がりました。

スゴさを再確認しました





器材は10年前よりどんどん進歩していますシトの良さを再確認するとともに、我々も初心を忘れず進歩し続ける必要があると再確認しました。



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Posted by konari2000やのしか at 13:32│Comments(0)
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